【造り手紹介】すごい酢で驚きたいなら、センナリ！
昭和2年(1927年)創業
国産有機農作物を中心に伝統製法で造る広島のお酢やです
海と山、豊かな自然に抱かれた広島にある醸造所
センナリは瀬戸内の豊かな自然に恵まれた広島市の北部にあるお酢の醸造所です。原材料は契約農家に社長自ら出向き、契約購入しています。実際に産地で陽射しや風、その土地のにおいを感じ、生産者の顔を見て同じモノづくりへの姿勢を共有し、同志としての関係を築いていきます。
手塩にかけて大切に育てた農作物を分けていただき、大事に商品に仕上げていきます。
小さなお子様からご年配の方まで皆様に、からだにやさしく美味しい、安心・安全なものをお届けしたい、そして日本の農業の発展に貢献したい。そのような思いも込めています。
10年以上探し求めて見つけた広島北部の天然地下水を使用
「体によくて、美味しくて、安心して食べて頂ける商品をお届けしたい!」との一念で、25年以上かけて、酢造りに不可欠な天然地下水を自然豊かな広島市内の山頂に見つけ、1996年に現工場に移転。この天然水は、醸造に最良とされている品質基準値の軟水PH7前後で、当社の自慢です。
天然水と秘伝の酢酸菌「大地の菌」に最も合う「有機栽培米あきたこまち」
創業以来受け継がれてきた酢酸菌に合う米を探し、たどり着いたのが秋田県産有機米の『あきたこまち』。毎年収穫時には社長自ら産地に出向き、契約購入しています。
米をとぎ、蒸し、純米酒を造るところから真心を込め、じっくり時間をかけて
とぎ、蒸した米と、米麹、そして天然水で仕込んだもろみから純米酒を造り、秘伝の酢酸菌を加え、じっくりと静置発酵法で寝かせます。
静置発酵とは、発酵を促進させる人為的手法ではなく、創業以来受け継がれてきた伝統製法です。酢酸菌の菌膜を仕込み液の表面に生やし、空気中から直接酸素を供給するため、菌膜に接する部分しか発酵しません。液の自然な対流に任せて徐々に全体を発酵させます。
熟成3ヶ月以上、無理をしない自然に委ねる静置発酵法を継承
センナリのお酢造りの肝は静置発酵法にあります。この発酵法は伝統的なもので、量産されるお酢で用いられる連続法(通気法)とは異なり、原価の安いアルコールを添加して発酵を促すようなことは行いません。また、機械で温度を制御することや、強制的に空気を加えて発酵を人工的に促すようなことも行いません。そのこともあり、センナリのお酢の熟成に要する期間は3ヶ月以上、つまり、自然のリズムでのびのびと発酵を育むのがセンナリのスタイルと言えます。
30箇所以上の顔の見える農家さんを訪ねて原材料を仕入れる
センナリのこだわりは、お酢だけに止まりません。それは、お酢を加工して造るドレッシングやポン酢など関連調味料の原材料にまで至ります。例えば、地元広島県の大崎上島のトマトや沼田町吉山のバジル、淡路島の玉ねぎ、熊本県八代市のしょうがや高知県のゆずなど、日本各地の名産地から原材料を全国30箇所以上から仕入れます。これにより、センナリのお酢を通して、日本中の農作物の旬な味わいをお届けしています。
口触りが良く、米特有の米臭さがなく、他の原材料の味わいと相性が良い
こだわりの原材料とお酢に最適な天然水、そして伝統的な静置発酵法。それにより、口に含んだ時に、違和感を感じず、ほかの原材料との相性が良い。そのように評価をいただいております。そして、果物や野菜など他の原材料と掛け合わせて作った、のむ酢、ソース、ポン酢、ドレッシング、漬物には、多くのファンにご愛顧いただいています。
生産者に信頼され、お客様に信頼されるため、「かたちではなく、ほんものを」造る
1927年に創業されたセンナリは、広島で生まれたメーカーとして地元に愛されてきました。しかし、戦後大量消費・大量生産の時代に入り、大手お酢メーカーとの競争が激化しました。その危機に向き合う中で、こだわりのある生産者から、「ほんもの」を仕入れるスタイルを確立しました。そして、生産者のところまで自ら出向き、原材料を見極め製品造りに活かすようになりました。その結果、大手の扱うような量産品とは異なる、独自の製品開発に成功し、こだわりの強い全国のファンを獲得することができました。
無添加・オーガニックにこだわり、全国・世界のファンにお酢を通して日本の食を伝える
全国のファンに支えられて今に至るセンナリですが、今ではオーガニック・無添加のお酢造りが評価され、全世界34カ国の食卓にお届けされています。そのことで、日本のお酢というそのことで、日本のお酢というを全社員(パート社員含む)と一緒に健康を世界の方々に届けていきたいと思っています。
会社名：センナリ株式会社
設立：1927年2月10日
所在地：広島市安佐北区安佐町久地 2683-25
WEB：https://sennari-oochi.com/